Smart Power Manager
SPM-2000AS |
スマートパワーマネージャ AC200V仕様 |
■スマートパワーマネージャーの主な仕様
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■Web I/Fによる簡単操作
スマートパワーマネージャはWeb I/Fを備えており、マネージャとCANで接続した各SPMモジュールの状態取得やパラメータ設定をブラウザ端末より行います。また、Web上で操作可能な項目はネットワークを通じて設定・取得が可能です。
■上位との通信方式をWebAPIに対応
上位との通信のためのWebAPIにRESTモデルを適用。操作はHTTPSメソッド、レスポンスはJSONフォーマットを採用しています。Cloud、EMS等の上位システムとの親和性があります。 (SPM-1000SはUDP採用)
■豊富な外部I/Fを搭載
フォトカプラ入力、リレー接点出力、汎用DC電流入力を搭載。外部機器の監視や制御に使用することができます。また、通信I/FとしてLAN / CAN / RS485を搭載していますのでBMUなどの外部機器との通信に使用することができます。温度センサI/Fも搭載していますのでシステム全体の温度監視も可能です。
■利便性を向上する装備
パネル前面に状態表示灯を実装、構築する電力システムの電力供給状態を確認できます。搭載しているLEDで電圧印加状態、マネージャ動作状態を確認できます。また、システム全体の停止/開始(SPM-1000S除く)や緊急停止をボタンによって手動でおこなうこともできます。
■SpmServiceパッケージの概要
スマートパワーマネージャには特別なアプリケーションの開発をすることなくシステムを運用できるSpmServiceパッケージがサービスの一つとして搭載してあります。スマートパワーマネージャからSPMモジュール群を制御し、システムとして運転を行う機能を提供します。システム運用はスケジュール設定で1日の制御を時間帯と制御パターンの組み合わせによって制御を行います。
◎電力アシスト制御
◎オフグリッドでの自立運転機能
◎上位システムとの連係機能
■制御スケジュールの設定
一日の制御スケジュールを時間軸で組み立てて動作モードとして20パターン設定できます。
メニュー | 機能名 | 説明 |
---|---|---|
Schedule Setting | スケジュール設定 | 1日の制御スケジュールを組み立て |
1.Control Setting | 制御設定 | 制御の方向性の定義。充電方向、出力方向 |
2.Assist Setting | アシスト設定 | 出力タイプの定義。一定受電、負荷アシスト等 |
3.Module Stop Setting | モジュール停止設定 | 内部消費電力削減設定 |
4.Condition Setting | 制御切り替え条件設定 | SOC減少時等に制御を切り替える定義 |
1.Control Setting(制御設定)
制御設定については、系統連系インバータとバッテリコントローラのHVDC電圧指令値の関係でシステム動作の方向性が決まります。
2.Assist Setting(アシスト制御設定)
アシスト制御は、アシスト対象の電力変化に合わせてシステムから電力出力を行う機能です。設定では、以下のようなタイプ設定で系統連系インバータの出力量の制御の設定を行います。
スケジュール設定画面
3.Module Stop Setting(モジュール停止設定)
時間帯によって開始の必要がないモジュールを停止することで消費電力を抑えることができます。Module Stop Setting欄の停止対象のモジュール番号のチェックを入れると停止対象となります。
■ スマートパワーマネージャを使用した最小システム構成例