PCI Express INS64回線 2ch
CTV-504TGX/CTF-104SX
CTV-504TGXはINS64×2chのISDN（INS64）回線対応の音声応答カードです。INS付加サービスを利用した転送機能、発信/着信制御、通信情報等の取得などアナログ回線システムでは成し得ない高付加価値のシステム構築が可能です。 また、V.34 FAX対応のCTF-104SX装着時には、これまでのG3ファクシミリ機能に加え、V.34FAX(SuperG3)機能、Fコード機能をCT System Builder上で実現します。 ホストインターフェースには PCI Expressを採用。PCI Expressでの高速転送が実現できます。
CTV-504TGXの DP認識対応版は品番CTV-604TGX になります。
ボード構成
CTV-504TGXは、音声応答カードとV.34FAX拡張カードで構成され、組み合わせて音声／FAX応答カードとして使用することができます。
(※写真はCTV-502TGXとCTF-102SX)
(※写真はCTV-502TGXとCTF-102SX)
特長・機能仕様
CTV-504TGX 音声応答カード
- ●PCI Express対応
- PCI Express x1～x16スロットに装着可能で、PCI Expressでの高速転送が実現できます。※PCIバススロットには装着できません
- ●高速/高音質なISDN（INS64）対応
- S/T点インターフェイスでPBXやISDN機器などと接続することができます。高速／高音質なISDN回線をU点インターフェイスで直接接続できます。
- ●DTMFの送出/検出、音声データの録音/再生
- 回線の発着信制御、DTMF送出/検出、音声データの録音/再生等が可能です。
- ●標準テレフォニーバスH.100搭載
- テレフォニーバスH.100バスを搭載し、カード間のスイッチング機能を利用した幅広いアプリケーションの構築が可能です。
- ●音声入出力端子を搭載
- 声入出力端子（AUX IN/AUX OUT）を搭載し、音声信号の再生／録音／回線への接続が可能です。
- ●ソフトウェア開発パッケージ
- CT System Builder CTカードを同じAPI環境でコントロールできるCT統合ソフトウェアです。
| ISDN インターフェース | 適用回線 | INS64 |
|---|---|---|
| 接続回線数 | INS64×2ch/カード1枚(アナログ4回線相当) | |
| 網インターフェース | 基本インターフェース S/T点およびU点 | |
| 接続 | ホストインターフェース | PCI Express Base Specification Rev1.0A PCI Express CEM Specification Rev1.1準拠 |
| 音声機能 | 方式 PCM(8bit/16bit)、μ-lawPCM | |
| トーン検出 | DTMF | 16桁 0～9、＊、 #、 ABCD標準 |
| パターン認識 | DT、BT、RBT(3種類) | |
| 単一周波数 | 検出 | FAX信号のCNG、CEDを検出可能 |
| 送出 | 400Hz～2100Hzまでの17種類で送出 | |
| CTバス | H.100 | |
| カード外形寸法 | 312.0×111.2×18.7mm | |
| 最大実装枚数 | 16枚/PC | |
CTF-104SX FAX拡張カード
- ●スーパーG3(33.6kbps)に対応
- 従来のG3FAX(14.4Kbps)に加え、スーパーG3による高速通信に対応し、ITU-T（国際電気通信連合）V.34勧告に準拠したスーパーG3対応ファクシミリとの通信において従来の約2倍の高速化を実現します。
- ●FAXファイル形式
- Windows環境の他アプリケーションで編集ができるFAXファイル(TIFF/F)を扱うことができます。
- ●Fコード対応
- ITU-T準拠のFコードに対応、従来からのナンバーディスプレイやダイヤルイン番号に加え、Fコードを利用した相手先を特定した転送や親展通信、中継同報通信が可能です。
| 適用規格 | ITU-T勧告 T.4、T.30、V.17、V.29、V.27ter、V.21、V.34準拠 |
|---|---|
| 通信速度 | 33600/31200/28800/26400/24000/21600/19200/ 16800/14400/12000/9600/7200/4800/2400bps [自動フォールバック可能] |
| 接続相手 | SuperG3/G3規格対応ファクシミリ機 |
| 画像サイズ | A4、B4、A3［スケ－リング機能］ |
| 圧縮方式 | MH、MR、MMR、JBIG |
| ECM機能 | サポート |
