RMS-DIO80 接点監視・制御ユニット

RMS-DIO80
接点監視・制御ユニット スタンダードモデルです。1Uサイズに接点80点を収容、接点信号線には中太クラスの信号線を接続でき、AWG16(1.25sq)まで対応しています。レガシー設備からの接点出力信号を手軽にWebモニタリングしたり、SNMPマネージャから監視することができます。また、接点入力40・接点出力40chタイプの RMS-DIO80-IO40Pは「接点入力・接点制御連係機能」に対応しており、ノーコードで接点出力機器と接点制御式機器を連係させることができます。
通信局舎設備の接点監視・制御には
通信局舎や電波中継局舎などでは、多くの接点信号監視に加えて小点数の接点制御と室内温湿度監視、アナログ信号(交流電流センサ、直流電流センサ、電圧センサ、流量計、振動計など)監視を行うケースが多々あります。これらの用途にはオプション豊富な接点監視・制御装置を御用意、1Uサイズで接点128点/64点/32点/16点のラインナップを取り揃えています。
RMS-DIO80の5モデル
接点信号
接点入力信号は、対象機器をWebアプリやSNMPマネージャを使用して遠隔監視することができます。接点出力信号は、対象機器に対してWebアプリやSNMPマネージャから指示を送ることができ、遠隔制御ができます。
扉センサ後付けによる既設ラック扉開閉監視システム例
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RMS-DIO80 WebUI
機器設置時に接点信号CHの有効/無効設定、名称(例 ラック番号+“前扉”)設定、信号ON/OFF各状態表示文字(例 “OPEN”/“CLOSE”)を設定。状態表示画面では、それらの設定条件にてリアルタイムに状態表示されます。
接点入力・接点制御連係機能
接点入力40・接点出力40chタイプ RMS-DIO80-IO40Pでは、WebUIからの設定だけで接点入力に連係した接点出力ON/OFF制御ができます。この接点入力・接点制御連係機能ではプログラミングは不要。任意の接点出力chに対して連係する接点入力ch番号とON/OFF状態をWebUIから設定するだけで使用できます。例えば、接点制御式表示灯をラック天板上に設置してRMS-DIO80の接点出力chに接続、扉開閉センサをRMS-DIO80の接点入力chに接続することで、扉開閉に連係した表示灯の点灯/消灯ができます。
異常発生時の通知機能
接点入力信号に変化が発生した際、Eメール、SNMPトラップ、警告灯で警報します。
接点転送機能
故障や異常などの接点信号をRMS-DIO80の接点入力ポートで受け、遠隔地のRMS-DIO80の接点出力信号に状態転送(最大8台)することができます。また、その接点信号の状態をWebブラウザやSNMPマネージャでモニタリングできます。
メール・レポート機能
- ・定期測定値、日報、週報、月報メールの送信が可能です。
- ・グルーピング名称が付加されたレポート内容を送信できます。
- ・接点入力及び出力の状態変化をレポートします。
使用例)扉センサを接続し定期的に開閉状態をレポートします
導入事例
データセンタ―のバスダクト監視に採用。RMS-CU80による交流電流測定とあわせて、RMS-DIO80によるブレーカトリップ監視に対応。バスダクトPIUからの電源供給遮断を瞬時に検出し発報します。
サーバ室インフラ管理にDCIMソフトウェア「VM7」とあわせて採用。分電盤内ブレーカーの遮断監視、ドアの開閉状況監視、鍵管理システムの運用監視など、様々な接点信号監視に活用。
当社では、標準製品をベースに、お客様のご要望に応じてカスタマイズを受け付けております。










