PCI Express アナログ回線 2回線

CTV-102TGX/CTF-102SX
CTV-102TGXは2つのアナログ電話回線インターフェースを有した音声応答カードです。 コンパクトなハーフサイズのカードは省スペース型PCに実装が可能です。 本カードの機能としては、回線に対しての発着信制御、DTMF送出/検出、音声データの録音/再生等があります。 FAX拡張カードCTF-102SXを装着することで、従来のG3ファクシミリ機能に加え、V.34FAX(Super G3)の送受信が可能となります。 テレフォニーバスH.100を搭載し、最大4096タイムスロットによる各回線間の接続及び同時転送、グループ同報が可能です。カード間のスイッチング機能を利用した幅広いアプリケーションの構築が実現できます。 ホストインターフェースにはPCI Expressを採用しています。





CTV-102TGXの DP認識対応版は品番CTV-202TGX になります。
特長・機能仕様
CTV-102TGX 音声応答カード
- ●PCI Express対応
- PCI Express x1~x16スロットに装着可能で、PCI Expressでの高速転送が実現できます。※PCIバススロットには装着できません
- ●DSPによる音声処理
- DSPにより全回線同時のデジタル音声処理、録音/再生の全二重動作が可能です。 また、音声品質を向上させる強力なエコーキャンセラーをサポートしています。
- ●DTMFの送出/検出、音声データの録音/再生
- 回線に対しての発着信制御、DTMF送出/検出、音声データの録音/再生等が可能です。
- ●音声入出力端子を搭載
- 音声入出力端子(AUX IN/AUX OUT)を搭載し、音声信号の再生/録音/回線への接続が可能です。
- ●標準テレフォニーバスH.100搭載
- テレフォニーバスH.100バスを搭載し、カード間のスイッチング機能を利用した幅広いアプリケーションの構築が可能です。
- ●ソフトウェア開発パッケージ
- CT System Builder CTカードを同じAPI環境でコントロールできるCT統合ソフトウェアです。
局線インターフェース | 適用回線 | 加入電話回線(2線式) |
---|---|---|
ダイヤル方式 | PB/DP-10/DP-20 | |
接続回線数 | 2回線 | |
極性反転 | ||
発信者番号通知 | ||
接続 | ホストインターフェース | PCI Express Base Specification Rev1.0A PCI Express CEM Specification Rev1.1準拠 |
音声機能 | 方式 PCM(8bit/16bit)、μ-lawPCM | |
ダイアリング | DTMFトーン | 16桁 0~9、*、 #、 ABCD標準 |
トーン検出 | DTMF | 16桁 0~9、*、 #、 ABCD標準 |
パターン認識 | DT、BT、RBT(3種類) | |
単一周波数 | 検出 | FAX信号のCNG、CEDを検出可能 |
送出 | 400Hz~2100Hzまでの17種類で送出 | |
CTバス | H.100 | |
カード外形寸法 | 167.7×111.2×18.7mm | |
最大実装枚数 | 16枚/PC |
CTF-102SX FAX拡張カード
- ●スーパーG3(33.6kbps)に対応
- 従来のG3FAX(14.4Kbps)に加え、スーパーG3による高速通信に対応し、ITU-T(国際電気通信連合)V.34勧告に準拠したスーパーG3対応ファクシミリとの通信において従来の約2倍の高速化を実現します。
- ●FAXファイル形式
- Windows環境の他アプリケーションで編集ができるFAXファイル(TIFF/F)を扱うことができます。
- ●Fコード対応
- ITU-T準拠のFコードに対応、従来からのナンバーディスプレイやダイヤルイン番号に加え、Fコードを利用した相手先を特定した転送や親展通信、中継同報通信が可能です。
適用規格 | ITU-T勧告 T.4、T.30、V.17、V.29、V.27ter、V.21、V.34準拠 |
---|---|
通信速度 | 33600/31200/28800/26400/24000/21600/19200/ 16800/14400/12000/9600/7200/4800/2400bps [自動フォールバック可能] |
接続相手 | SuperG3/G3規格対応ファクシミリ機 |
画像サイズ | A4、B4、A3[スケ-リング機能] |
圧縮方式 | MH、MR、MMR、JBIG |
ECM機能 | サポート |