製品情報

Rack Monitoring System

RMS-4000 センサマネジメントユニット

RMS-4000

様々なセンサを接続できる遠隔監視(Web、SNMP)ユニットです。アナログ入力(4~20mA信号,DC±10V)16点、接点入出力16点、交流電流センサ16点(真の実効値)、有線温度センサ128点、有線湿度センサ16点、メッシュ無線温湿度センサ50点、マルチメータ16台(RS-485)を接続できます。

RMS-4000の種類

他型式機種のようなポート数が異なるモデルはなく、RMS-4000 の1機種となります。 ※外観図

監視・通報機能

様々なセンサを接続し、Web ユーザーインターフェイスから監視条件を設定・モニタリングできます。

機能 仕様
温湿度監視(有線センサ) 1-Wire : 2ポート
1ポートにつき、温度センサ:最大64台、湿度センサ:最大 8台 接続可能
温湿度監視(無線センサ) USB ポートにメッシュ無線アンテナを装着
ConnecTED TH 最大50台接続可能 ※東京エレクトロンデバイス製
アナログ信号入力監視 16チャネル (1チャネル毎に DC4-20mA /DC±10V の切り替え可能)
交流電流センサ監視 16チャネル (1チャネル毎に電流センサタイプを切り替え可能)
50A/100A/200A/400A/600A
直流電流センサ監視 直流電流センサ接続モジュール/RMS-DCU16-Mオプションで直流電流センサを接続可能です。(アナログ信号入力ポートを使用) 5A/50A/100A/200A/500A
マルチメータ監視 RS485× 1ポート 最大16台接続可能
※ハカルプラス製 XS-110、XM-110 / 第一エレクトロニクス製 SQLC-110L、SFLC-110L
デジタル信号入出力監視・制御 16チャネル (1チャネル毎に入力 /出力の切り替え可能)
プロトコル IPv4、 TCP/UDP、 DHCP、 SNTP、 SMTP、 POP3、 SNMP、 FTP
センサログ アナログ入力値を定期的に記録、CSVファイルでダウンロード可能
メールレポート 全センサの状態を定期的に電子メールでレポート送信可能
通報 センサによる状態変化検出時、電子メール・SNMPトラップで通知可能
SNMPエージェント機能 外部ノードからシステム状態の監視が可能
導入事例 ミライト・ワン様

環境監視アプライアンスによるリアルタイム監視・通報システム
コンテナ型データセンター向けに最適化されたローコスト運用

導入事例 九州電力送配電様

変電所・無線中継所の通信設備をリモートで巡視点検
設備状況をリアルタイム監視、災害発生時に即時対応が可能に

導入事例 NECネッツエスアイ様

カーボンニュートラルの推進に向けて、社内のCO2排出量を可視化
オフィスで消費される電力量データをセンサで収集、管理システムでCO2排出量を換算

システム構成例

センサマネジメントユニット/RMS-4000には、雨量計・風量計・振動計など計測器のアナログ出力(4~20mA、DC±10V)、電流センサ・温度センサ・湿度センサ、各種設備(発電機、空調機等)の接点信号監視など様々なセンサを接続できます。RMS-4000 WebUIではアナログデータをグラフ表示、接点信号をリアルタイム状態表示でき、監視拠点とVPN接続することで遠隔地から設備や各種センサを手軽にリモート監視することができます。

Zabbixサーバ+Zabbixプロキシによる大規模センサ監視が可能です。RMS-4000のMIB及びZabbixテンプレートはホームページで公開されており、Zabbixのアイテムやトリガーなどの設定情報テンプレートファイルをインポートすることで直ぐにZabbixによるセンサ監視を始めることができます。

1-Wire温度センサ、湿度センサ

二分岐式温度センサ、湿度センサをLANケーブルでカスケード接続します。温度センサと湿度センサの混在は可能です。

メッシュ無線温度センサ、温湿度センサ

メッシュ無線センサには、温度専用センサ と温度・湿度センサの2種類がございます。RMS-4000のUSBポートにメッシュ無線親機アンテナを装着することで、2種類のセンサを最大50台接続することができます。

RMS-MS-TM01・ConnecTED TH 比較表

型式測定対象測定範囲測定誤差寸法/重量電池寿命電池交換
RMS-MS-TM01 温度 温度:-20~70℃ 温度:±1℃ 高さ105×幅70×
厚さ35mm/176g
約10年 センドバック
ConnecTED TH 温度
湿度
温度:-10~60℃
湿度:0~100%RH
温度:±0.5℃
湿度:±4%RH
(25℃、0~90%RH)
高さ135×幅80×
厚さ30mm/180g
約5年 センドバック

交流電流センサ/アナログ信号/接点信号ポートへの接続

コネクタ(オムロン製 XW4B-08B1-H1)に外部機器からのケーブルを接続して装着します。コネクタへはネジを上側にして装着します。

直流電流センサ接続モジュール / RMS-DCU16-M

RMS-4000による直流電流監視を可能にするオプションモジュールです。直流電流センサに必要なDC電源を供給し、センサからの電流入力信号をRMS-4000のアナログ信号入力部に出力します。リニア出力される直流電流センサからの出力電圧をRMS-4000で電流値にスケーリングし、Webモニタリング・SNMP変換します。


マスター/スレーブ機能

RMS-4000はマスター機に最大9台まで接続することができ、ユニットに内蔵されたWebアプリやSNMPマネージャで、全てのセンサの測定値等を管理できるシステムです。また各測定値はグルーピングして管理することができます。

グルーピング機能

マスター/スレーブ構成で接続した各センサを監視対象の機器単位で自由にグルーピングして管理ができる機能です。グルーピング名称も自由に設定可能です。

積算電力(みなし電力)

電流センサからの値に対し、積算電力算出用の電圧(0~1000V)と力率(0~1.0)の設定ができます。電力値(みなし電力)は折れ線グラフで時間毎に表示できます。データはCSV型式でダウンロードできます。

異常発生時の通知機能

閾値設定された各センサ信号に異常が発生した際、WebアプリやSNMPマネージャから、Eメール、SNMPトラップ、警告灯で警報します。

メール・レポート機能

  • ・定期測定値、日報、週報、月報メールの送信が可能です。
  • ・グルーピング名称が付加されたレポート内容を送信できます。
  • ・各測定値(温度、湿度、電流入力、電圧入力、等)は、最大、最小、平均をレポートします。

システム事例

RMS-4000と Zabbixのシステム構成例 / メッシュ無線温湿度センサをZabbixから監視する

当社では、標準製品をベースに、お客様のご要望に応じてカスタマイズを受け付けております。

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